【お葬式のキホン】安く葬儀をするための4つの方法

じつは区や市などの役所に相談できる

じつは区や市などの役所に相談できるの写真

地域によって違いはありますが、身近な区役所や市役所では葬儀についての相談に乗ってもらえることがあります。
まずは各種の給付金などの公的な制度で葬儀費用が捻出できるかどうかがありますが、そのほかにも市民葬や区民葬といった、低価格でも利用が可能なプランを紹介してもらえるケースが考えられます。
この市民葬や区民葬に関してですが、自治体とその地域にある葬儀社が連携して、葬儀にともなう住民の経済的な負担をできるだけ低く抑制するために企画されたプランのことをいいます。
そのため地元の葬儀社でなければ取り扱いができないなどの制約はありますが、費用の点では大きな魅力です。
具体的な葬儀の段取りや価格の見積もりなどはそれぞれの葬儀社で行いますので、役所ではとりあえず紹介だけということもあります。
いずれにしても問い合わせをすれば制度の有無がはっきりしますので、あれこれと悩む前に相談をしてみるのもたいせつです。
これらの葬儀プランのセットの内容は自治体ごとに違いがあります。
たとえば3段や4段などの祭壇を自治体で所有していて、葬儀社を通じて会場まで運搬する場合もあれば、祭壇の準備や設営までも含めて自治体から葬儀社にすべて一任されていることもあります。
また祭壇はいわゆる枕飾り程度で、直葬に近いスタイルになっていることもあるため、同じ名称でも内容の確認は必須です。
逆に霊柩車を出して会場から火葬場まで移動するサービスまでもセットにしている、内容的により手厚い自治体も存在します。